石巻西高等学校


ご挨拶

お陰様で、石巻西高等学校同窓会は、昭和63年の発足以来33年目を迎えます。
本同窓会の運営が円滑にできますのも、歴代の校長先生をはじめ、教職員の皆様、学校関係者の皆様、そして卒業生のスタッフの皆様のお力添えの賜物と、心より感謝申し上げます。
今後も、時代の先を邁進する石巻西高の、輝かしい未来を見守り続ける役目を、責任を持って全うして参りたいと思います。
東日本大震災時には、未曾有の被害を受け、犠牲者に多数の在校生や同窓生が含まれましたこと、悔やんでも悔やみきれない思いが未だございます。改めて、お悔やみとご冥福をお祈り申し上げます。
石巻西高では、災害防災対策の遂行を、毎年学校を中心に取り組んで参りました。
震災色は年毎に薄れてきた感があります。しかし、震災の教訓は未来に伝えていかなければなりません。この先災害復旧復興を成し遂げる意味でも、私達に残された大きな課題だと思います。この経験を活かして、そういった問題にも積極的に取り組んでいきたいと考えております。
世界中を席巻している新型コロナウイルス感染症が、私達を不安と恐怖の渦に巻き込んでおります。新しい生活スタイルが必要とされる昨今ですが、それに立ち向かう知恵と、打開している術を、西高同窓生並びに現役の生徒諸君に期待しています。
「石巻西高等学校卒」をキーワードに繫がる絆が、本同窓会の活動基盤です。その基盤が卒業生の相互協力、在校生の支援や母校の発展に繫がればと願うばかりです。こんな大変な世の中だからこそ、本同窓会が、同窓生皆様の為の活動となるよう努める所存です。皆様におかれましても、今後も母校の発展や話題に注目して、さらには同窓会へのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と皆様のご繁栄とご健勝をお祈りし、ご挨拶申し上げます。

宮城県石巻西高等学校同窓会
会長 長谷部 信